先月、東京西麻布で行われたワークショップに参加してたとき
トウバからホーメイの達人が来ていて、いろいろ質問を受けてくれてました。
その中に確か、どうすればうまくなりますか?みたいな質問があって
「毎日、練習したほうがいい」
といったアドバイスがありまして、
まあ、ひどく当たり前だけど、トゥバらしいな、と思ってふんふんと聞いておりました。
で、もう少し具体的に「朝2分、夜2時間くらい」という補足説明がありまして
最近、朝2分の練習は、堅実に守っています。家の中、エレベーターの中、広めの道路、駅のホームのはじっこ、バス停など、場所は様々。
北九州って東京に比べて、1人当たりの面積が広いので、(体感で10倍くらいはあると思う)思ったより屋外で声が出せます。
こないだ、三萩野のバスセンターで夕方バスを待っているときに声を出したら、隣にいた娘がびっくりして
恥ずかしいから、やめてくれ、と言われました。いや、この辺、車の音がうるさくいから、大丈夫、聞こえないよ
と言ったら、いやいや、思ったより絶対聞こえているから、気をつけて、と言われました。
確かに、そんなに声をはらなくても、結構響いているのかもしれませんね。
夜(というか午後)のほうは、週3くらいのペース。近くに、小高い丘の上に公園がある場所が2~3あるので、便利です。
ときどき、楽器ケースを持った人が来て、私が唄っていると、仕方なさそうに別の場所を探したりしてて、心苦しいですが
早いもの勝ちだから、仕方ないね。
だいぶん、思うように歌えて来たかな、と思います。
ホーメイ、特にカルグラは胸で響かせるようですが、胸筋や背筋、つまり腹筋をぎゅっと締めて
その上の横隔膜をとりまく筋肉をしっかり使うと、声がでるように思います。
トゥバのチャガタイ湖畔のキャンプでは、先生方が毎日、薪割をしておられましたが、薪割はホーメイの練習に、とてもいいのではないかと思います。上半身を鍛えますから。
そういえば、私も子どもの頃、毎日、薪割をしていました。小学1年生くらいまで五右衛門風呂だったので。
毎日、キャンプみたいで、めんどくさかったけど楽しかった。薪割ってうまく割れると、すかっとして気持ち良いんですよね。
父と姉と3人でお風呂に入り、母が薪をくべてくれて、「お母さん、ぬるい~」と言うと、たくさん薪をくべてくれ、すぐに熱くなるんで
今度は熱すぎる~とかで、きゃあきゃあ言ってましたね。大変だけど、今考えると楽しかったなあ~。
ということで、今度、トゥバに行ったら薪割したいですね。もちろん、ホーメイの練習のために。